メディアインタフェース研究室
- ヒューマンコンピュータインタラクション
- 映像インタフェース

見たい動画を楽しく効率よく視聴する技術を創る
ネットやテレビに膨大な動画があふれている現在、視聴の「タイパ」を向上することが求められています。動画の構造解析と人間の視聴覚特性を活用して、短時間に大量の動画の内容を把握できるインタフェース技術を研究しています。また、静止画からユーザが動かしたい箇所の動画を生成してインタラクティブに動かすインタフェースも研究しています。
教員紹介

佐藤 隆教授
Takashi SATOU
1991年 東京大学工学部電子工学科卒業
1996年 東京大学工学系研究科情報工学専攻博士課程修了
1996年 NTTヒューマンインタフェース研究所
2001年 NTTアドバンステクノロジ株式会社
2004年 NTTサービスエボリューション研究所
2014年 NTTドコモ研究開発本部サービスイノベーション部
2019年 NTTサービスエボリューション研究所
2020年 NTTテクノクロス株式会社
2024年 東京電機大学未来科学部情報メディア学科教授
映像情報メディア学会会員
博士(工学)
研究事例

映像速覧用インタフェース
映像は時間的メディアであり内容把握には時間がかかるため、知りたい情報にアクセスするのが困難です。そこで、人間の代わりにコンピュータが映像を視聴し、内容把握のための手がかりを抽出したり、内容検索や要約をする研究を進めています。また、短時間に大量の映像の内容を直観的に把握するための使いやすいインタフェースを研究しています。

動画生成AIを用いたインタラクティブ動画
物体認識と動画生成AIを用いて,1枚の写真を直接操作可能なインタラクティブ動画に変換する方法を研究しています。これにより実際では起こりえない超現実的なユーザ体験をもたらすことができます。本手法では、物体認識された領域と動きをユーザが指定すると、プロンプト文を与えて動画生成AIにより動画を生成し、指定した動きの折れ線型スライダを埋め込んだインタラクティブ動画コンテンツを自動編集します。