デジタル表現

(ビジュアルコンピューティング研究室)

  • コンピュータグラフィックス
  • ユーザインタフェース

コンピュータグラフィックスとユーザインタフェースの研究

どのようにコンピュータを使うと人々の暮らしをより豊かにできるかをテーマに研究を行っています。例えば、コンピュータグラフィックス(CG)とユーザインタフェースをうまく組みあせて、絵画やイラスト、アニメ制作など人々の創作活動を支援する技術の開発をしています。また、CG技術によるメイクアップ支援やラテアート作成支援などの研究も行っています。

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教員紹介

小玉 周平助教

Shuhei KODAMA

2016年 東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 情報通信メディア工学専攻 入学.
2018年3月から6月までモントリオール大学招聘研究員.
2019年 東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 情報通信メディア工学専攻 修了.博士(工学).
同年,アストロデザイン株式会社に入社.
2021年より東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 助教.
主にビジュアルコンピューティング関連の研究に従事.

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研究事例

非写実的画像の生成

絵画やイラストような写実的でない画像を生成する技術のことを非写実的画像生成とよびます。撮影した写真を入力して、貼り絵・水彩画・点描画・油絵など様々な画風の絵画風画像を生成する技術に関する研究を行っています。その他にも手描きの漫画やアニメなどのイラストに使われている技術をCGで再現する研究なども行っています。

CG技術を用いた創作・制作支援

CG技術を応用して、人々が行う創作・制作活動を支援する研究を行っています。ここでは、プロジェクタでエッチングラテアートの制作手順を投影して、ユーザは投影された制作手順をなぞることで、高いクオリティのエッチングラテアートを制作することができるようになります。その他にもCG技術でメイクアップを支援する研究なども行っています。

研究室の生活

3年後期での研究室配属後、研究をすすめるのに必要な基礎について学びつつ、各自の興味関心に沿って研究テーマを決めていきます。あわせて就活のための模擬面接やエントリーシートの添削等も行います。
4年生になると、決定した研究テーマで卒業研究を行います。進捗発表は高橋先生と森谷先生と合同で行っています。似た研究テーマでグループを組んで、週に1回グループ内で研究の進捗を確認したり、毎週水曜日にグループ持ち回りで進捗発表を行う「水曜会」を開催し、研究を進めていきます。また、隔週で研究や学生生活について個別ミーティングを行っています。
日々の研究を通してスケジュール管理能力を、論文を読み書きすることで文章力・論理説明能力を、研究発表を通してプレゼンテーション能力を向上させることができます。
卒業研究の内容をもとに4年生での学会発表を推奨しています。大学院に進学する場合は、卒業研究の内容を発展させて英語で学会発表する等さらに力をつけていくことができます。
基本的に研究テーマは、教員から与えるのではなく自身の興味関心にあわせて自分で決めていきます。教員はそのテーマが学術研究としてまとまるようにサポートしていきます。ぜひ、研究を自分事化し、充実した学生生活を送りましょう。

先輩の声

この研究室の特徴はサポート体制がしっかりしていることです。例えば、進捗報告会は先輩や先生などから質問だけでなく、改善策を提案し、困ったことについて真摯に相談にのってくれます。また、高橋先生や森谷先生と合同で進捗発表などを行うため、人数が多く様々なアドバイスをいただくことができるのが強みだと思います。そのため、研究が難しそうだと感じても手厚いフォローをしてくださります。(学部生)

小玉先生は研究室の活動が本格的に動く前から面談をしてくれたり、自分のやりたい研究について一緒に考えてくれるとても面倒見の良い先生です。高橋先生や森谷先生と合同で研究室を運営していて、先生だけではなく、先輩・後輩・OB/OGの方々との繋がりも強い研究室なので、新しいことを学べたり、様々な意見をいただけるとても楽しい研究室です。(学部生)

当研究室希望の諸君へ

研究室指導教員から、受験生および研究室を目指す学生向けへのメッセージです。

教員をやっていると学生が考えるアイデアこそが最先端だなと思うことがよくあります。ぜひ、君たちのその想像力豊かなアイデアを教えて下さい。そして、一緒にそのアイデアを実現して、私たちの生活をより良いものにしていきましょう。