Vol.3M.E.さん WEB INTERVIEW -活躍する在学生-

未来科学部情報メディア学科(3年)
メディア応用研究室(鉄谷・井ノ上研究室)所属

研究室に配属されて間もないM.E.さんに、これまでの学生生活を振り返ってもらいました。卒業研究に向けた意気込みを感じる楽しいインタビューとなりました。(インタビュー日:2016年12月12日)

東京電機大学への入学経緯は?
理工系大学の指定校推薦枠に東京電機大学の名前があったのがきっかけです。大学に連絡し、試しに講義を聞きに行ったりもしました。一般入試にも備えていましたが、これがきっかけで指定校推薦を受け、合格となりました。面接ではオープンキャンパスでの見学の有無や、興味のある研究室があったか、といったことを聞かれたように記憶しています。当時は 3DCG(3 次元コンピュータグラフィックス)に強い興味がありました。
入学後に感じた印象は?
よい意味で、最初から割と多くのこと、高度なことを勉強するなぁ、と思いました。その後に徐々に慣らしていくような印象です。そのおかげで、私の場合は割と早い段階で「どの分野が向いていないか」が分かり、2 年生の後期の頃には「自分にできること」がはっきりしてきました。入学前に憧れていた 3DCG や動画制作は、自分にはあまり向いていないようでした。3 次元のカタチを考えるのが苦手で。。。その代わり、見やすい/使いやすいといった観点でモノを考えるのは自分に合っていることが分かりました。また、XML を用いたコーディングなど(*1)がとても合っていて、これについては「できる!」という達成感を得ることができました。 (編集注*1:『データ記述と XML』など。Web ページ制作などと関係します)
印象的な授業の内容は?
1 年生の『プログラミング基礎』で、ブロック崩しなどのゲームを作りました。その応用として、落ちてくる S、A、B、C の文字を単位に見立ててこれらを拾う、という独自のゲームを作りました。最後に GPA(*2)をスコアとして表示するところにこだわりがあります(笑)。 (編集注*2: Grade Point Average の略。本学で採用している成績評価法)
研究室での生活は?
3 年生後期の『応用ゼミ』で、第 1 希望の井ノ上先生のところに配属が決まりました。いまはUnity というゲームエンジンを用いて3DCG の人物モデルとカメラを動かす方法について勉強しています。最終的には、見やすい/使いやすいインターフェースを開発して映像酔いを回避する、といった研究に発展していく、はずです(笑)。毎週のゼミで目標を設定され、その進捗を必ず聞かれるので、やることを見失わずに進めていけるところがよいです。あと、先生が気さくで何でも相談できるところ。電大の先生は身近で、講義の後にも質問に行きやすい雰囲気があります。大学の先生というものはもっと触れてはいけない存在だと思っていました(笑)。また、私が所属しているゼミのイベントとして、色々な業界の社会人が集まるデータ解析の勉強会の日があります。実際の現場で働いている方から聞けるお話はとても面白くて勉強になります。
未来の受験生へひとことメッセージをお願いします。
広い視野を持って欲しいと思います。いま自分がやりたいことは、実際にやってみると合わないかもしれません。色々やってみてから、合う/合わないを判断するのがよいと思います。自分に本当に合っていて、本当に好きになれることが、まだ知らない新しい世界にあるかもしれません。はじめから固執してしまうのは勿体ないよ、って高校生のときの自分に教えてあげたいですね。